ぜんぶ正解

あけましておめでとうございます。

 

2021年。果てしなく未来までやってきたような気がするけど、紛れもなく今は今で、いつの間にか思った以上に生きてしまったことに愕然とする。はたちを越えたあたりから、自分のことにあまり興味がなくなった。よくもわるくも、いろんな面で余裕ができて、諦めることに絶望しなくなったからなんだと思う。だからと言って悲しくも嬉しくもならないあたり、人はこれを「大人になった」と形容するんだろうか。考えても答えが出ないことをぼんやり考える。人生じゃん、なんてね。

 

それにしても、たったの1年で世の中がこんなに変わってしまうとは思わなかった。現実は小説より奇なりとはよく言ったもので、どうやらまた緊急事態宣言が出るようだし、新年早々世界の空気は重々しい。年が明けたからと、コロナまで明けてくれるわけではないみたいだ。

 

こんなにいい天気なのにな。カーテンを通り越して差し込んでくる光を浴びながら、世の情勢がぐちゃぐちゃで大変な中、呑気に寝そべりながらパソコンを叩いていていいのだろうかという気持ちにもなる。そんな文章を打ち込みながら、結局自分がどうしたらいいのかもわからないのだ。不安に思うことすら追いつかないわたしは、もしかしたらものすごくつめたい人間なのかもしれない。

 

わからないなりに、好きな人たちが幸せでありますように、と願う。なるべくつらいことがありませんように。できるだけうれしいことが続きますように。わたしもゆるゆると、たまに気合を入れたり手を抜いたりしながら日々を過ごそうと思います。

 

たぶん今年も、日記とエンタメ情報がごちゃごちゃなブログになると思うけど、どうぞよろしくね。こんなときもあったねって、来年は笑いあえることを祈って。