春のゆひら

13日の金曜日、ほぼ週2で会っている友人が久しぶりにうちに来た。最近はもっぱらわたしが彼女の家に行くばかりだったので、「駅着くころ教えて、迎え行きま〜す」とラインをしたら「マジ?次で〜す」と返されて笑いながら駅まで走った。

起こった出来事がいつも楽しくておもしろいから、ぜんぶ記しておぼえていたいと思うのと同時に、そっと触らずにおきたい気もしてしまう。中途半端で宙ぶらりんのわたしの今について、何にも聞かずにただいつも通りケタケタ笑いあってくれる人が近くにいてくれてうれしかった。

コロナのせいでいっしょに行くはずだった予定がくるくると狂っているけれど、まあ結局どこに行ってもわたしたちは変わらずはちゃめちゃハッピーな時間を過ごせるんだと思う。

 

 

ホワイトデーのきょうは寒かった。雪が降っても「雪だ」としか思わなくて、でも何か感じてはいるんですよ風を装いたくて「ゆひら」と言ってみた。ひとりだな、と思うとホッとした。ゆひら、ゆひらよ。