2020秋アニメ備忘録

2020年秋アニメ備忘録。

気づけばもう12月も半分以上過ぎてしまったことに驚きを隠せない……最近めっきりブログも書けていなくて(日記も「すごい仕事した!疲れた」とかだけだったりする)、書き出しがいつも時の速さに驚く挨拶みたいになっていてちょっとおもしろい、とともに「全然書けてないな〜」と思う。それなのに毎日誰かしら覗きに来てくれているようで、ひさしぶりにアクセス数みてうれしくなった。毎日元気にたのしくエンタメ追ってるんですが、師走っぷりがすごくて同じぶん毎日へとへとなので、スピーディーにいきますね。

 

とか言いつつ、延期になっていた作品などがドドドッと放送開始したのもうれしいので長文になっちゃう気がするな!!

 

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『呪術廻戦』

 フォロワーさんからオススメしてもらって、自粛期間に原作マンガを読破した作品。きたるアニメ放送開始に備えて、毎週のジャンプも読みつつ新刊も揃えていた、今期大本命の1本でした。

いやぁMAPPA……本気出しすぎじゃん………

OPから溢れでる「本気」具合。Eveの”廻廻奇譚”(かいかいきたん、と読みます)もかっこよすぎて最高!(次のOPEDもアーティスト公開されましたね!たのしみ!)

1話放送の時点でとんでもないアニメはじまっちゃったな~と思いました。

設定としてはかなりダーク。この世に存在する「呪い」を祓うため、ごく普通の高校生だった虎杖悠仁が呪術師となってさまざまな困難に立ち向かう――というストーリーで、これだけ聞くとファンタジーバトルものっぽいけど、この主人公の悠仁くん、しょっぱなから「特急呪物」という規格外の呪いを飲み込んでしまったせいで、すでに死ぬことが決まっています。重ッ!!!!

どんなに頑張っても結果死ぬってもうそれ『ぼくらの』じゃんって感じですが(『ぼくらの』もめっちゃ面白いからぜひマンガ読んでアニメもあります、わたしの石田彰はここから)、とにかくまあこの悠仁が根っからの陽キャでね……「どうせ死ぬんだけど、その前に死ぬかもしれない戦いにも参加してね!」って言われた直後に「自分が死ぬ時のことはわからんけど、生き様で後悔はしたくない」って言えるか16歳ぞ

悠仁以外のキャラもみんな強くてかっこよくておちゃめでかわい~です。わたしが好きなのは棘先輩。わかりやすいって言わないで。

2クールアニメなので、このまま来年も続きます!うれし~!!終わらないで~!!じゅんぺ~~~~~!!!号泣

 

 

『ハイキュー!! TO THE TOP

続いて同じくジャンプマンガ原作のアニメ『ハイキュー』。シーズンとしては4になるのかな。

は~もうここまで来たかって感じですね。ついに稲荷崎線の決着がつき、いよいよゴミ捨て場の決戦へと続いていくところです。(と言いつつ4期はおわりました。最終回、最高すぎて泣きました………

ハイキューはほんっとうに、主人公チーム以外のチームを描くのが上手だと思う。わたしは相手高校だと青葉城西がダントツで好きなんですが、稲荷崎と音駒もめっっっちゃすきなんだ……ハァ……。ほんとに何度泣いたかわからん……ちゃんとすんねん……(号泣)

年末のハイキュー展、ものすごい戦争を勝ち抜いてチケット取ったので行ってきます。あと24日の原画集もぜったい買います。

 

 

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima

きましたヒプマイ!金曜日の大目玉です。(金曜日はヒプマイ呪術廻戦ハイキューという意味わからんタイテでした。ゆえに、ねむれん)

「ヒプマイってよく聞くけど何?」という方のため、ちょっとだけ説明するね。

2017年に始まった、音楽原作ラッププロジェクト。「言葉が武力を持った世界で、ラップを介してバトルする」という舞台で、イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、ナゴヤ、オオサカ、それぞれのディビジョンの総勢18名のキャラクターたちが熱いラップバトルを繰り広げる――。 

うん……わからないですよね……「音楽原作ラッププロジェクト」というのだけ覚えていただければ大丈夫です。で、このラップを作ってるのが超有名ラッパーたちで、それもまたアツい! この3年で、ドラマCD、コミカライズ、アプリゲームと発展し続けてきて、2020年、満を持してようやくアニメ化した、という次第です。

今まで止め絵と音楽のみだったヒプマイが、ついに動く!ということで、第1話の放送はかなり緊張した。(謎に仕事の電話が23:55にかかってきて泣きそうになった)

それぞれのキャラクターの抱える闇とかトラウマとか、かなりシリアスめな設定もあったんだけど、いざ始まってみると、そのあたりをぶっとばしてくるほどコメディ要素つよつよなアニメでした。(OPの『Verse 蹴飛ばすリリック』の三兄弟で絶対に爆笑してしまう。無理だよ)

最初こそあまりのギャグ炸裂っぷりに動揺したものの、もはやそれがたのしくて毎週ゲラゲラ笑ってる。アニメから入った人、安心してほしい。楽曲時代から知っていてるけどほんと~に意味不明で話全然わからない(褒めてる)です。

展開がスピーディーすぎてほんとうに大丈夫かなって心配になる。いつも元気出ます、ありがとうございます。来週最終回かな? 大丈夫かな!?!?

 

 

『体操ザムライ』

MAPPA完全オリジナルアニメ! 座組つよめで期待してたんだけど、いや~とってもよかったです。

舞台は2002年。主人公であり、日本男子体操界を牽引してきた荒垣城太郎が、怪我や成績不振のためコーチから引退をすすめられ、という物語。

ザ・挫折からはじまる、というのがなんだか今っぽいなと思いました。それでも城太郎のキャラがよくって、全然悲観的じゃない。ギャグ要素ありつつ泣けるシーンもあったりして、最終回もすごく好きだった。(ちょっとご都合展開すぎじゃ!?て思う場面もなくはないが、全然許せるしむしろそれが正解です)

2002年を舞台としているので、なんか懐かしい通り越して「昔の日本」みたいな描写もあるんだけど、絵柄が今どき&オシャレでハイセンス。

これもOPEDがいいんだ~。今期のOPEDは呪術廻戦と体操ザムライが優勝。(どっちもMAPPA

※これはエンディング! かわいいでしょ〜

 

池袋で開催していたMAPPA SHOW CASEの体操ザムライブースもかわいかったし、ビッグバードのタオルもかわいくて買っちゃった!「笑えばええんやで~」!!!

 

おそ松さん』第3期

 1期、2期おなじくメタ満載のギャグコメディ。1話が最高にぶっ飛んでいて最高でしたね。キャスト陣は「もうオワコンです」って言ってるけど、そんなことは全然ないですよ!!!と。友だちが、「おそ松たちが結婚式の帰り道で話してるとこで泣きそうになっちゃった」って言ってて爆笑しちゃった。

あと、前々回あたりで六つ子で高尾山のぼる話があって、その友だちと一緒に高尾山にのぼってきてしまいました。平日昼に行くっていうのが最大のテーマだったので、わざわざ有休をとった……ウケる……

2クールなのでまだ終わらないです。どこまで続けるんだろう。

 

 

無能なナナ

あらすじは話したら出オチになってしまうので割愛。とにかくめっっっっちゃしゃべるアニメです。伏線とかない。すべてしゃべってくれる。どんなに頭が悪くても内容を100%理解できる。忙しい朝に流し見してます。めっっっっっっっちゃしゃべる。以上。

 

 

憂国のモリアーティ』

 原作未読なんだけど、見やすいしわかりやすい。正義とは、悪とは、ということを考えてしまいます。世の中の一般的な悪役サイドが主人公だと、正義側がワルモノに見えてしまうから、人間って単純だよな~と思ってしまう。でも殺人はだめ。

1クール目は一応最終回を迎えたけど、2021年4月から2クール目はじまります! 追うぞ~。

 

 

ここからは、7月からのクール続きものなど。

『炎炎の消防隊 弐の章』、個人的にはシーズン1より好きだった! それぞれのキャラがよくわかってきた気がする。こちらも原作は未読なので、今どれくらい進んでるのかわかんない。まだまだアニメ続くのかな。始まったら観る予定ではいます。

 

あと、同じく7月から2クールでやってた『GREAT PRITENDER』も最終回をむかえました! 最高だったのでぜひ観てほしい。とくにCASE4がよくてですね……CASE4よかったってなるためにはCASE13も必要。伏線ぐるぐる巻き)。完全に大人向けのアニメだった。ローランがかっこよすぎて無理!

 

池袋ウエストゲートパーク』、『魔女の旅々』は配信でちょこちょこ追ってます。『魔女の旅々』、『キノの旅』っぽいって言われてるのわかりますわって感じ。1話完結っぽいつくりでシンプルなのでサクッと観れていい。『IWGP』はやっぱドラマの印象が強かったからな~、すごくぼーっとしちゃってしっかり追えていないので、年末時間あったらちゃんと観たい、が、はたして時間があるかどうか!!

 

(並行してちょっと前のアニメ『新世界より』も観ていたんだけど、原作:貴志祐介でとんでもない話だった。観たことある人めっっっっちゃ語りたいよ……!!!!)

 

最後に、完全にアニメではないんだけど、ネトフリの『サイコだけど大丈夫』もめっっちゃハマりました。職場の先輩がゴリ押ししてくれて、11時間以上あって全16話なので「いや~追えないですよ~」とか言ってたくせに、1話観ただけで沼に落ちてしまって、気づいたら完走。おもしろいとか通り越してなんていうか愛の物語でした……


サイコだけど大丈夫 | 公式予告編 | Netflix

自閉症の兄とふたりで暮らす精神病院の保護士ム・ガンテと、他人の感情をおもんばかることができない超セレブで児童小説家のコ・ムニョンという設定モリモリのふたりが主人公なんだけど、そのふたりを取り巻くいろんな人たちも大活躍する群像劇で、毎話泣いてしまって大変だった。主人公のガンテを演じるキム・スヒョンがかっっっっっっこよすぎるんじゃ!!!! 一歩間違えればただただ不幸なだけになってしまいそうなんだけど、そうはならない。脚本や構成の大切さをひしひし感じました。

おぼえた韓国語:ケンチャナヨ

 

*****

 

 …………スピーディーにいきますとか言ったのどこの誰?(わたしだ)(自力でフラグ回収するタイプ)

 

ちなみに、今回12月からはじまった『進撃の巨人』は省略。もちろん観てるんだけど、ちょっとまだ3話とかなんでね。これからがしんどいぞと気合を入れ直しているところ。

 

2021年1月クールも、約ネバ2期とか怪物事変とか気になる作品がチラホラありますので引き続き追っていくぞ~~~

 

映画たちの感想はこちらに。

filmarks.com

 

年内、バタバタが落ち着いたらもう少しカロリー低めな日記とか書きたいな…(願望…)

では!!!